□ このゲームこんなゲーム □ | 得点 |
作業ゲーだから覚悟してね | 79点 |
お気に入りキャラ・ランキング
順位 | キャラ名 | このキャラのここに注目 |
1位 | アザミ | 誰が何と言っても譲れない |
2位 | 羽純 | CVとの親和性が高い |
3位 | 桃花 | メイド状態の方が○ |
4位 | レメディア | 双璧のはずなのに出番が少ない・・・ |
レビュー |
|
アリスソフトのRPG 全体的に良いレベルでまとまっているさすがの老舗クオリティ。文句無く良作の域には入ります。 ただ、アリスソフトにしては珍しくクリア後を含めたやり込み要素が少なかったのは個人的には残念でした。とはいってもプレイ内容は確実に作業ゲーの一種に入るので苦手な人は回避推奨。 戦闘パートは雑魚が何故か3DでPCを圧迫という惨事(3D化で喜んだユーザーはほとんどいないと思います。そして大事な大会対戦相手は2D……どこか違わない?) 戦闘パートが「GALZOO」の劣化にしか見えないのは自分だけでしょうか?(GALZOOは皆でワイワイ戦闘なのに今作は1人で寂しくタイマンの連続……虚しいし作業感増) 主題歌はデモの挿入タイミングも相まって神クラス。本編をプレイしてこの主題歌に思い入れを抱かない者がいるだろうか、いやいない。(反語) シナリオは1本道で選択肢等もなく最後まで………なんで後日談が主要3人分しかないんだ!! エンディングの素っ気無さに感動とは別の涙を流しました。 前半をプロローグのように扱って区切りにデモを挿入する大胆なシナリオの魅せ方はさすが!! なんですがデモで1年の月日が流れて、さぁ前年準優勝のナクトは羽純を奪われて精神的にどう成長したかな、と思ったら何の変化も無く(ステータス的にも)変わったのは宿泊先の宿だけという残念な結果に。 正直2年目の闘神大会は1度雰囲気を経験済みなので作業でしかないという悲しい現実。 1年目に比べて空気な2年目の大会に忍耐で優勝すると、なんと周りのキャラがいきなり空気と化す驚きの急展開。 これは闘神区画に入った瞬間にランスシリーズを彷彿とさせる悪魔や天使が出現して存在感の飽和が起きたためであり、ボーダーはおろかあの幻一郎さえ抗えない事象だった。 個人的には終盤は闘神区画にすし詰めでせっかくそれまで登場させていたほとんどの登場キャラを切って、ドアを探しにダンジョンに潜るだけという単調な作業を強いる展開は失敗だったと思う。エンディングへの追い込みで顔見知りの参加者が戦闘に乱入して協力して闘った方がもっと盛り上がっただろう。 結論は1年目の闘神大会が1番楽しい←これが真理 終盤は一気にシナリオを加速しすぎた点と舞台が闘神区画限定でほとんどの顔見知りキャラを切った点が響いてシナリオにも面白さにもいまいち膨らみが足りなかった。 この作品は終盤さえなんとか出来ていれば名作だったろうに。 あまり時間のない人にはオススメできないものの、RPGをプレイしたい人には十分オススメできる作品です。(CGを気にしないなら過去の闘神作品の方がオススメですが) |
|
最後に一言 | 作品のピークはデモ挿入で終わった |