□ このゲームこんなゲーム □ | 得点 |
正統進化したキャラゲー再び | 82点 |
レビュー |
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BASESONの乙女繚乱煩悩爆発歴史AVG 前作から約2年で発売された今作は予想以上の良作でした。 シナリオよりもキャラに力を入れて成功した前作をしっかりと理解した上で、さらにそこを伸ばそうとしたのが大きな要因でしょう。 さすがにこれだけのヒロインがいると個別エンドは用意できませんが各ヒロインごとのエピソードがしっかりと用意してあるので問題なし。 個人的にはTRUEエンドがほしかったところですが「漢」が予想通り笑いを提供してくれたので満足です(強いて言うなら「蜀」がTRUEとも言えるかも?) シナリオは前作の二番煎じにならないように各ヒロインの加入タイミングが微妙に変わっていて、こういった細かい点も新ヒロインの加入と合わさって前作プレイユーザーを飽きさせない出来です。 そして前作の残念だったサブヒロインがシナリオにほとんど絡んで来ない(来れない)欠点が勢力ごとのシナリオにすることで多少緩和されました。なのでサブヒロインもシナリオの展開に絡んできてボリューム感と世界観がアップ。 前作では途中加入だったため魅力を表現しきれなかった感のある曹操や孫権も勢力別ルートで十分なエピソードが追加されているので魅力アップ。 個人的には蜀が軍団として賑やかで好みですが個人戦ではダントツで華琳(各勢力のトップ限定で人気投票をすると桃香がダントツで人気ないと思います) この作品はユーザーのニーズと製作側の意図がうまく合致した作品の典型例といえるでしょう。 エンディングは蜀が大団円。魏が切ない系。呉が大家族?。漢が悪ふざけ。です(魏を一番期待してプレイしていたのでエンディングには少なからず不満が残ります) 気楽にプレイするキャラゲーとしては特にオススメの一本。 |
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最後に一言 | 個人的には華琳信者です |