□ このゲームこんなゲーム □ | 得点 |
メインヒロインが幽霊 | 81点 |
お気に入りキャラ・ランキング
順位 | キャラ名 | このキャラのここに注目 |
1位 | 珠美 | かなりツボにハマりました |
2位 | 明穂 | 時々見せる儚さが○ |
3位 | 千早 | もう少し神様らしくても良かった |
4位 | つばさ | 本人のセリフにもあるとおり、キャラ付けからして不遇 |
5位 | 彩乃 | CVの力でもっていった感じ |
レビュー |
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ぱれっとのAVG 物語の季節は夏〜秋。告白して相思相愛のカップルになるも、すぐに死んでしまった明穂が幽霊になって帰ってくることで本格的に物語が動き始めます。 シナリオは共通ルートが結構長めです。ですが各ヒロインに最後の山場のイベントがそれぞれ用意されていてそれまでの展開から考えても破綻していないので共通ルートの長さは短所になっていません。(むしろ各ヒロインが優劣なく主人公と接触するので○) 作品の雰囲気は中心人物である明穂自身が最終章まで幽霊であることを感じさせない明るい態度なので全体的に明るいです。(作中で死ぬ実も究極的に突き詰めると他人ですし) シナリオはそこまで秀逸ではありませんが十分良作の域です。そこに挿入歌と画面効果をうまく取り入れているので泣ける人は泣けるでしょう。 ヒロインは4人ですが良い感じにまとまっています(個人的には珠美と明穂が頭抜け) ただし作品全体の雰囲気を重たくしないために登場ヒロインから憎悪などの負の感情を出来るだけ抜き出して、逆に好意などの正の感情を何よりも重視するように(明穂が顕著に)キャラ付けしてあるので生死感を真剣に考えるとヒロインに人間味が無くシナリオが薄く感じられるかもしれません。 原画はくすくす。原画買いしても十分な出来です(ただし差分多めの実質枚数は少し少なめです) [総評] 不自然とも感じてしまうほどの明穂の聖人ぶりに違和感さえ感じなければシナリオは十分に良作。そこにこの作品で一番評価されるべき挿入歌のタイミングと質の高さが合わさってなかなかの泣きゲーとして成立しています。 総じて高レベルでまとまっているので万人向けの作品です。 |
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最後に一言 | 挿入歌の使い方はかなりの高レベル |