□ このゲームこんなゲーム □ | 得点 |
SLGパートが安定の出来栄え | 80点 |
お気に入りキャラ・ランキング
順位 | キャラ名 | このキャラのここに注目 |
1位 | リリシア | 忠実なロリ犬。健気 |
2位 | フローレシア | フタナリ要員。乙女な部分が○ |
3位 | シャナン | プライド担当。気高きロリ枠 |
4位 | セレナ | ルキナの姉で聖女様。でも1人の女なんです |
5位 | キキョウ | 掴み所のない鬼姫 |
おまけ | ルキナ | ヒロインというよりは凛々しい王様に近い |
ランキング外キャラ紹介
アギリス | 最後まで覇王として散っていった |
ゼファード | SLGパートでの圧倒的次元斬撃 |
シャリーア | 結局一言も発しなかった女神様 |
フェブリス | BBAに興味なし |
魔獣 | ドラグーンモードではお世話になりました |
レビュー |
|
DualTailの魔族産卵触手SLG 当初「巣作りドラゴン」に近いものを想像してプレイ開始。結論から言うと・・・満足。 ユニットの性能差がハッキリと分かれているので、ある程度考えて編成しないといけないところが良かった(ドラゴンと一部の武将ユニットはチート性能だが一線を画しているので象徴化している) ただ、ユニットステータスやスキル効果の部分が大満足だっただけに迷宮部分に少し不満が残ったのが残念(これが無ければ個人的には巣作りドラゴンを超えていた) 敵の進攻が迷宮の順路に沿ったものではなく階層ごとの進攻で、こちらの意としない場所に出現するため「迷宮で待ち構えている」という雰囲気があまり表現出来ていない。欲を言えばせっかく地形補正のかかる構築物があるのだから特定の部隊を任意の部屋に配置出来るようにした方が面白かった。次回作を作るのであれば迎撃バトルとエンカウントバトルのバランスはこのままにして固定エンカウントバトルを加えてほしい(もしくは巣作りドラゴンのように完全に敵の進攻ルートをこちらで指定できるようにしてほしい)どの部屋でエンカウントバトルが発生するかわからないので今作では地形補正がかかる部屋の使用率は極めて低いだろう。(地形補正のかかる部屋を作るのであれば無難に魔王城廊下かダメージの見込める毒ガスの間を作る。トラップルームは最終章の対天使では完全な空気部屋) 迷宮部分に多少の不満があるものの全体としてはとても完成度の高いSLGパート(ゲームバランスも良好)になっている。 引継ぎあり&隠しユニット等の周回要素もあるためSLG好きはプレイして損はない。 最高難度のドラグーンモードは全ユニット解放(魔王キルト除く)&レベル上限でも資金が不足する可能性があるが決してクリア出来ない無理ゲーではないので頑張ろう。 シナリオは良い意味で裏切られた。 SLGパートに力が入っているのでシナリオは空気かな・・・と思っていたが王道の展開で全8章。その中でシナリオの山場が2つあり、教団との決着、地獄王との決着&女神降臨、その都度雰囲気が変化するためシナリオに変化があり退屈はしないだろう(シナリオの目的提示。途中で聖女や勇者とのイベントもある) 大きく分けて2つのルートがあるが攻略推奨順は圧倒的にグランドエンド後にハーレムエンド。正直ノーマルエンドは攻略の必要なし。ハーレムエンドでネタバレされた後だとグランドエンドの展開が読めてしまって面白くない。(とはいっても最終的にはひたすらディフェンスのドラグーン攻略で攻略完了。8章アンナローゼ師団とのバトルでOPの挿入もあるしね) グランドエンドは本妻ルキナ(子供エンド)に他のヒロインサブエンド(妊娠エンド)がくっつく形で終了。女神も倒したしゴーレムの大量発生の原因も説明したし一応シナリオ内での伏線は全て回収されているので不満はなかった。(キキョウの扱いには不満あり) ハーレムエンドは最終的に全員生存&多少の精神操作程度なのでそこまで鬼畜な内容ではなく触手好きには良かったのでは?(個人的に触手はどうでも良いので投げやり。己の命題に答えを見出した魔王キルトのその後は空っぽでしょうけど) ヒロインはBBA枠(サラーキア・プリマテス等)以外魅力的。ただ、主役であるはずのルキアの魅力がイマイチ。「王」としての側面を強調する一方で主人公を慕う「妹」としての側面も描かれているが「妹」としてではなく「並び立つ者」として主人公との信頼関係を描写すればもっと魅力的になったのではないかと思う。その点でいうとリリシアは最初から最後まで「主従関係」の枠内で行動し主人公に自分の命さえ預ける全幅の信頼関係が魅力を引き上げていた。 秀逸なSLGパートとハズレではない王道展開のシナリオがバランスよく融合した良作。 ただのAVGに飽きた人におすすめな作品。 |
|
最後に一言 | 九尾&二尾の今後の展開に期待 |